探偵について

普通、離婚となると、親権が得にくいという話が蔓延しているようです。道義的には分かるだけに無理もないのですが、本当のところは違います。基本的に親権というのは、育児への参加度合いなどを重くみる傾向があります。調停委員が子供自身から意見を聞いたりもするように、どれだけ子供の生育環境としてふさわしいかが優先されると考えて良いでしょう。

不倫と浮気は同じように会話の中では使われますが、実は違いがあります。浮気と違って不倫は、「配偶者がいる」のにもかかわらず、性的な関係を持っていることを言います。もし不倫が発覚した場合、不倫相手と配偶者に相手が油断している間がチャンスです。探偵業者に依頼して、慰謝料請求を送りつけることで冷水を浴びせかけ、すっぱり手を切らせるというケースも多いです。

先日、浮気の慰謝料に請求期限があるのを知りました。時効といって、誰と不倫していたかがわかってから3年以内か、また、不倫行為があってから20年が期限となっています。仮に時効直前でも慰謝料請求訴訟を起こせば、訴訟する手を使うほうがいいでしょう。不倫行為が露見した場合、ただ単に別れるのではなく、慰謝料の発生も考慮しなくてはいけません。本当に潔白でもない限り、逃れることはできません。請求額は概ね、大きな違いがあるようです。支払いが無理そうなら、減額が可能かどうか相談してみるのもありでしょう。家庭での立場や信頼を揺るがせたわけですから、それを「社会的」にそっくり返してやることです。もちろん、第三者を巻き込むに足りる証拠が必要ですが、証拠さえ入手すれば、後はとことん向こうを追い詰めることができるというものです。中には浮気相手への追及もぬかりなく、職場や噂は消えず、家族関係も冷え、仕事も追われる。まあ、それなりの報いを受けるわけです。

お互い結婚している者同士の場合、不倫をやめる契機になるのは、子供や孫を望まれたからとか、妻が妊娠したというのが多く、嫌いで不倫しているのではないことが窺われます。本来大事にすべき相手を騙していることに申し訳ないという気持ちが生じたり、先のない不倫という関係にもしくは、転勤や世帯構成の変化などで今までのように会えなくなったりすると、ここぞとばかりに別れることに積極的になるでしょう。人妻って浮気しないものだと思っていたのですが、先日同級生と久々に会ったら、彼が単身赴任中に妻が浮気していたとかで、と言っているのです。わからなくもないですが、それには相応の費用もかかるでしょうし、あきらかな不倫の証拠を突きつけてやって、浮気の慰謝料を要求した上、今後の接触を禁じるのも一計ではないかと助言しておきました。